2度びっくりがCBSテレビの広告だ
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広告のイロハも知らない時期に目にしたDDBの制作したVWのシリーズ広告に感動した。さらに、当時のアメリカの広告にぶっ飛んだ。哲学があり、論理的で、しかもアート性が高い。どうやったらこんな広告ができるんだろ?デザイナーの端くれで、版下作業をしながら考えた。![]() これはCBSテレビのシリーズ広告だが、●決してキレイでない古新聞ゴミをテレビにしている。良く見ると、番組表だ。このアイデアが秀逸である。とうてい考え付かないアイデアだ。 ![]() ●ha はハハハの笑いだ。他局に比べてCBSは笑いが大きい。 ![]() ●CBSに広告をだせば、このエリアで御社のファンが増えます。
続いてこれは●アメリカ 初の有人衛星のCBS番組の広告。理屈抜きに楽しい。国旗をモチーフにする事は日本ではうるさいがアメリカはやり放題だ。国旗でトイレットペーパー作っても誰も文句云わない。 "ha"に似てるが●視聴率トップ40番組のうち23番組、トップ30番組のうち17番組、トップ20番組のうち11番組、トップ10番組のうち6番組がCBSの番組です。と、絵解きのような広告だ。 |
極め付けは、同じCBSのラジオ局の●パンフレット。
耳が型起こしになっていてH [ear] ling ! !もう手も足もでない面白さだ。パーフェクトだ。とてつもなく感動した。日本がGNP世界第2位なんて喜こんでても、1960年代にこれほどまで凄い広告を製作しているアメリカには永遠に勝てない。戦争で負けるワケだ。と1980年代後半に筆者は、広告に目覚めた。 |
このスイスの薬屋さんの広告も凄い、と云うかバツグンのセンスだ。薬屋さんが何故?こんな凄い広告やパンフレットを作る必要があるのか?も驚きだ。日本だったら、安全第一みたいに、手堅く、真面目に作るのが普通だ。ややグロテスクではあるが、他社との差別化は明確だ。商品が優れていれば、必ず注文が殺到するはずだ。 "ガイコク"はすげえなぁ。病人でなくても欲しくなる。商品カタログでなく、アートだ。 |
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