渋い色彩で、味のある絵を描くのがシーモア・クワスト。アメリカのプッシュピン・スタジオで活躍してるイラストレーターだと思ってた。カーデザイナーでイタリアで活躍してるのがギアのベルトーネ。たまに混同することがあった。全然、別物なのに。 この作品も、映画フェステイバルのポスターらしいが、あまりイベントと云う感じがしない。彼の絵というだけで効果があるのだろう。 とても好きなタッチだったので、スタッフのイラストレーターに見よう見まねで描かせたことがある。 器用なヤツであっという間に自分のタッチみたいにこなしていた。これはその作品、似てない。

こんな強烈な作品もあった。アメリカのベトナム戦争に対する批判は、同じアメリカ人が一番強烈だった時代だけに、説得力がある。 しかし、自分の国でオッ始めたことなのに、自分達で批判する、国が言論統制をしないアメリカは案外、偉大なのかもしれない。実は悪い事と分かってて、やってる証拠だが。

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