僕のJeep物語<3>

jeepconsept4.jpg

ジープと名乗れるのはアメリカのラングラー社のみ

戦争の産物として自動車産業が発展する。航空機も同様だが、これを一概に兵器産業とくくるのもどうかと思う。日本の平和憲法の護憲派がそこまで言い出したらこわいな。地球環境保護団体が 大量のガソリンを消費する大型の船舶で鯨の保護観察してるのを観ると、なんか?!な気がするのは僕だけかな?生あるモノを食べて人間は地球に君臨している。その生物が賢いかどうかは関係ないという気もする反面"わんぱくフリツパー"のイルカが絶滅するのも忍びない。
さてジープを含む4WD。舗装路が少ない未開発国にとって必要だが、インフラ整備が進む文化国にとって必要だろうか?という疑問が湧いてくる。実際、最近の4WDはオンロードでの快適性を主眼に開発されている、ジープとそれに附随する4WDたちは質実剛健なデザインを採用するだけで、静粛性、快適性をより高めたモデルが今後も増え続ける事は確実だ。頑強なシャーシーの上にペキペキの鉄板ボデイを鑑装するという単純構造のジープはもう絶滅している。
日本の自衛隊が、それまで使用していた三菱のジープを耐用年数オーバーで、いすゞが自衛隊専用に設計した"ジープ"に変えた。実際に夜間の移動訓練で使用すると、アイドリング状態のエンジン音が三菱のそれより高く、実際の場合、隠密行動がとれない事が発覚した。つまり、超低速でジワジワと敵陣へ迫る時、併走するジープのエンジン音が相手に聞こえてしまうという笑い話のようなハナシだ。
jeep2.jpg
いすゞだって素人じゃないから、そのぐらいは計算済みと思われるが、戦時下という極限状態を200%計算したかは?マークであろう。自衛隊だから?なんてことはないと思うけど。
そこで4WDだ。どうもハナシがそれる。豊かな時代だからスパルタンなモノへの郷愁があり、興味がわく。オリジナリテイの発揮できるのはそれぐらいしかない。環境環境とさわぐヨーロッパが フェラーリー、ランボルギーニ、ポルシエなどガスイーターのスポーツカーを一番たくさん生産している。日本もアメリカも狂気のような高性能カーは生産していない。ベンツAMG、BMW-M、アルファロメオなどリッター3km走るかというチューンナップカーをカタログモデルで販売してるのはヨーロッパだ。でも、それがいけないといってるんじゃない、僕は。
趣味性という"人間の贅沢"をそぎ落とすような発想はイカンと僕は思うのです。「なんでそんなものがいいの?」「私のシュミです。」で納得し、時には「わたしはこれこれがいいな」なんて、そういう方向で盛り上がる人間関係って一番自然じゃないかな。
だから僕はジープを作ります、カンボジアで。はい。
jeepMB01400.jpg
シュワルツネッガーに似てない?このジープ


thomTOM, およびtTt_factoryは商標および登録商標です。
E-mail:thom7gashima@yahoo.co.jp © 2005 tTt All rights reserved ™