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鉄人28号の強敵ベスト10<+番外>
順位名前ロボット
1 バッカス
28.Backas.jpgMade by不乱拳博士
鉄人が後づけのロケット・エンジンで空を飛ぶのに対して、バッカスはロケットをスマートに背中にに内蔵している。正太郎の機転を利かせた操縦者への攻撃で、鉄人が優位に立ち、空中の正面衝突で、バッカスは砕け散った。しかし、空中戦でも、鉄人の背中のロケットをもぎ取ろうとするなど、知能犯ロボットで、鉄人の 最強の敵だった。
2ブラック・オックス
BlackOX.jpgMade by不乱拳博士
当時の科学者の夢は人工知能をもったロボットだった。まだら岩の地中から採掘するバキュームをエネルギー源に人口知能を内蔵する予定だったブラック・オックスは、人工知能が間に合わず、やむなく、マニュアル式に変更された。しかし、その能力は鉄人に匹敵し、後の人工知能ロボット、ロビーに「鉄人も強いがオックスも強い」と言わしめた.
3恐竜ロボット
Made byS国
登場していきなり、鉄人の腕をもぎ取るという驚異的パワーを見せつけた恐竜ロボット。 その後、まるまる、同じ鉄人を作り、夜中にすり替えるなど、当時のロボット製作技術は、世界一ではないだろうか。何も、好き好んで日本の鉄人を狙う必要はないのでは?とも思う。
4ロビー
28.robie.jpgMade by牧村博士
天才ロボット博士が不乱拳博士なら、この牧村博士は秀才か。敷島博士は生徒会長か。 科学者の夢と云われた人工知能をもったロボット=ロビーをいち早く完成させ、子供を育てるように英才教育を施した結果、ロビーに殺されてしまう。
4鉄人も強いがオックスも強い
ロビーは、その高度に進んだ知能からロボット王国を創るために多数のロボットを製作。人間を上回る知能とその行動力は鉄人28号を奪取するが、ブラックオックスが投入され戦況は逆転。鉄人も奪回されてしまう。また、気絶した正太郎を”死んだ”と認識するなど、やっぱりロボットだったのだ。
5ニセの鉄人
28.copytetsujin.jpgMade byS国
当時のロボット製作技術、世界一を誇るS国の、鉄人略奪の最終作戦がこの、ニセ鉄人だ。
正太郎邸にいる本物を、一晩で入れ替えるなど、マンガでなければ出来ない事だが、
6巨大ロボット モンスター
Made byゴロギル博士が製作した、樽型の形状でとんがり頭にニヤリとした歯を見せる、大変インパクトのあるデザインのロボット。本体と同型の小型モンスターを腹部に搭載するほか、飛行能力、胴体に内蔵した光線銃、頭部からの火炎放射、水中潜行能力、地中潜行能力など多彩な機能を持ち、鉄人より2倍大きい。
7人造人間モンスター
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Made by不乱拳博士 が長年の研究で生み出した、死人の体と機械で構成されたサイボーグ。映画「フランケンシュタイン」を模したキャラクター。
8ファイア2世
Made by ビッグファイア博士が、ベラネード財団heno 売り込み目的で作り出したロボット。でも鉄人にまけた。
ファイア3世
鉄人以上のパワーとスピード、煙幕や催眠ガス、熱線などの装備、高性能な知能回路など、全ての面で鉄人以上だが飛行能力がなかった。で、負けた、鉄人に。
9ギルバード
Made by ドラグネット博士が作り出した、 頑丈さと怪力、高速での飛行能力などすべて鉄人以上、熱線砲を胸部に備えている高性能なロボットだ。
10VL2号
made by スノー国 が作ったロボット兵器。頭に角を生やした鬼のようなデザインで、簡易な分解組み立てできる。飛行の際に脇の下からロケットを噴射するのが難点。
11サターン
Made by砂漠の国の政府軍が、反乱軍が使うロボット「ギド」に対抗する目的で発注したロボットがこの悪役顔のサターン。そこでサターンが納入されるまでの代役に、正太郎と鉄人を誘拐。?。
番外編謎のロボット


鉄人はその名の通り、27号があり、26号もあった。1号から27号まであったのだ。ちなみに、↓これは21号。21から26までは同じデザインだった、?らしい。詳細は定かではない。

そしてこれが27号。胸に27って描いてあるから、わかる。戦争には勝てそうもないなぁ、なんか人間ポイね。
27号が表紙になっている少年の別冊付録。当初は”科学探偵マンガ”という副題からもわかるように、
少年探偵" 金田正太郎"君がメインで鉄人はそのアイコンで、今の名探偵コナンみたいな物語を予定していたみたい、
まるでこれが鉄人と言ってるみたい、映画的な手法で物語を導入するという、当時では一番のハイテクを使用している
今でこそ世界に冠たる日本の“マンガ”の原点が、ここにある
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64.jpgロボットといえば、鉄腕アトムを連想する方が多い。
鉄人28号に鉄腕アトム、8(エイト)マンが日本のロボットマンガの3大ヒーローといわれるから、それもやむ負えないが、鉄人フリークにいわせると、鉄人こそロボットの重鎮だ。
単に重いから重鎮ではない。リモコンという、アナログ的な手法で操作する鉄人こそ、正しい正統派ロボットなのだ。だから必然的に巨大になる。

63.jpg鉄人は、背中に背負ったロケットが唯一の未来仕様で、それ以外は、口からレーザー光線を吐く事もなく、火を放射もしない。正しいロボットだ。 アトムは、言葉を喋るし、心臓が赤いハートだったし、空を飛ぶ時は足が第ニ関節から消えてロケット噴射する。お尻から2丁のマシンガンが飛び出て、バババっと連射するなど、ロボットのクセにメカが不鮮明な点が納得がいかなかった。
エイトマンに至っては、タバコを吸わないと力が発揮できないなど、未成年の読者には意味不明な エネルギー供給システム?だ。

jetterjetter.jpg エイトマンからスーパージェッターを経て、よい子のヒーローは等身大になっていく。
アトムはその流れ源流だった。しかし、同時に巨大ヒーローものの源流に鉄人がいた事も事実だ。そして、普段は科学特捜隊隊員、ある時、巨大なウルトラマンに変化する"特撮モノ"が子供達のヒーローの時代がやってきた。
ウルトラマンの背中に巨大なジッパーがあることも、怪獣の手足の付け根に不自然なシワがある事も子供達は知っていた。それでも、街を破壊する怪獣をシュワッチとやっつけるヒーローに心は踊った。東京は毎週、壊されているが大丈夫か、とは全然思わなかった。
怪獣ブームが去った後も、巨大ヒーローは不滅だった。

マジンガーZ。
フツーの少年が、巨大ロボットに載ることで、敵を倒すストーリーだ。人と巨大ロボットの第二章がここから始る。

ホンダのアシモくんが本家デイズニーランドの案内役に抜擢されたらしいが、あんなの可愛くないよ。アトムの方がなんぼ可愛いことか。 2005年、愛知万博で、演奏するロボット、会場案内するロボットが多数出演しているが、マンガの世界では30年前に済んだ話だ。夢の万博といいながら、なんも夢がないじゃないか。
壁に緑を生やして呼吸する家、何が夢やねん。中は単なるパビリオンじゃないか。
省エネ、CO2削減。何が夢やねん。
28.Glico.tetsujin.jpgせめて会場内は、スーパージェッターの流星号みたいなクルマで空中移動できて、ダムの工事現場はマジンガーZがやってるとか、なんかあるだろ。ほんまに。
時代がどんなに変わっても巨大ヒーローは不滅だ、その源流は、鉄人28号。この理論に反対する人がいたら、電話でもメールでもなんでもくれ。ぼくは受けて立ちまっせェ。


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