M字開脚よ。 インリン・オブ・ジョイトイ |
![]() 2003年、カレンダー♥バースデイ:2/15 |
ファイティング・オペラ"ハッスル" プロレスの世界で異彩を放っているのが"ハツスル"だ。 高田伸彦率いるモンスター軍と小川直也率いるハッスル軍が、アメリカンプロレスよろしく派手にエンターテイメントする"ファイテイング・オペラ"だ。 PRIDEのDSEが主催するプロレス興業だが、旧来のプロレスを破壊するという挑戦的なコンセプトに基ずいて昨年から始った。ストーリーのあるハッスルシリーズと別に、ハッスル・ハウス、ハッスル・マニアも立ち上げて、人気も上々だ。とくに、突然表れて、高田総統に次ぐNo.2の座に納まったインリン・オブ・ジョイトイ、通称インリン様の人気がハッスル人気を大きく加速させた。 上の写真のように、2003年からグラビア・アイドルとして、若い孤独な男性の夜の友だった彼女が、突如、高田モンスター軍として四角いリングに上がり、SM嬢風のコスチュームでハッスル 軍と戦い始めた。 ![]() ハッスルは高田総統の巧みな話術も売り物だが、それに輪をかけて、このインリン様は、相手を煽るのがうまい。もともと話術にたけたレスラーは日本では皆無だ。せいぜい、バカやろう!キルユー!の類いの単語の羅列がせいぜいだ。この点、WWEを頂点とするアメリカプロレスのスーパースターたちは、喋らせても一流だ。スーツを着てリングに上がっても、試合時間分、マイクでお客を飽きさせないボキャブラリーを持っている。全日のラッシャー木村が、マイクパフォーマンスで有名になったが所詮、峠を越したレスラーの余興である。 |
![]() 出るところが出て、締まるところがしまったカラダのインリン様がリングに立つと、それだけで場内が静まる。そこへ、高田ばりのマイクパフーマンスでハッスル軍をなじる。これが上手いのだ。インリン様が説くハッスル軍の"喋れない無能さ"は、そのままモンスター軍が知力で勝っているような錯覚を起こさせた。「こうなりゃぁ、レスリングで勝負だ」力で負けるワケがない小川は川田と共にインリン様に"マイクなし勝負"を迫った。逃げられないモンスター軍No.2は堂々と受けた。悲鳴に近い歓声が場内に響いた。正義のハッスル軍、悪のモンスター軍の図式が少し変わってきたのだ。 |
決戦は始った。モンスター軍の二人とインリン様VSハッスル軍、小川、川田。結果はやる前から分かってる。この時点で反感びいきを含めて観客は"インリン様がかわいそう♥"となっている。巨大な小川が、華奢なインリン様をネックロックで悶絶させる。さすがのインリン様も、プロレスラーの腕力にはなすすべもない。そのままリングに叩き付けられてインリン様の口から唾液が一筋、頬を伝う(美しい?)。 |
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![]() どうする!ハツスル軍。地球を護るのは君たちのはずだ、♪チャンチャチャラチャチャッチャー チャチャーラチャチャチャッ♪チャチャーラチャチャチャッ♪ チャララチャラチャッチャラッチャー(宇宙船鑑ヤマトのテーマソング流れる) ![]() |