セナの故国、ブラジルが勢いあり
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このセンス、ぶっ飛んでる。負けソ。
↑これはコンドームの広告らしい。2重のガードみたいな意味もあるのか、壊れた壁は、その中にレンガ壁を持っている。大胆で、論理的な広告だ。実際にある壁に直にやったらもっと面白い。
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●絶滅動物のイラスト入りbyNGO
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●とても涼しそう、欲しい
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●ブラジルのビール会社のカーニバル仕様
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●ダイバー仕様、今年の新作
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●ブラジルのお歳暮ハワアイナス

←この広告がメイドインブラジルというのも驚きだ。タイムリーで注目が高い、実際かなりのメデイアで取り上げられ。この出版社一躍人気者だ。上場してれば株価が上がる。
ここまでの効果を狙ったのなら凄いが、たぶんそこまでマーケティングしてるとは思えない。といううより、戦略として、こういうものは作れない。広告で云う効果とは複雑だから。デンツーやハクホウドウなどの有名広告代理店(この言い方も陳腐だ、なぜ、店なんだろ?)でも、企業の知名度を上げるために政治的な話題をネタにする事は嫌う。ましてや、ブラジルの会社がブッシュ、ビンラデン、フセインといった世界ネタを利用する発想は元から、ない。せいぜい、イベントやTVのタイアップなど、身近で現金が動きやすい戦略を、データーとあわせてプレゼンテーションする。このブラジル出版社、ヴェージャ社はいきなり世界に問いかけた。しかも、3人の登場は、良、否どちらでもなく、公平に登場させている。各々、Peace War(聖戦)、Dead ALIVE(退屈)、Threat Pretext(口実)と、どうとでも解釈できる文字の組み合わせだ。そりゃあ、旅客機を突っ込まれちゃかなわんからね。

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↑これも人を食った広告だ。画面の赤いラインは、内側でトリミングすれば旅行の広告に、外側は荒廃した都市、という意味だが、一般人にわからない。レンタル写真会社の広告らしく、その道の人に判ればいいらしい。

↓今、ブラジルを中心に世界的大ブームのサンダル「ハワイナス」。
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●足の指をひっかけるラバー(鼻緒)のデザインがその特徴
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●こんなシンプルバージョンも
hawaianas8.jpg ●モンブラン仕様. 鼻緒にモンブランマーク入り(ブラジル限定版)
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●鼻緒にクリスタルビーズ入り。
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●カーニバルの漫画入り
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●左右で一つの絵柄(これは花)に

↓その広告。極彩色のブラジルらしい作品だ。 brazile2.jpg
brazile3.jpgその他、こんなわけのわからんの。→基本的に楽天的なのが多い。オスカー・ニーマイヤーという建築家が有名だが、全体的に世紀末ぽい造形が多い。プリント業界も、破天荒な南米パワーそのままだ。
brazile5.jpg→これも謎。どう考えてもモップを被ってるが、ニューファッションだろうか?ついてけんわ。
↓これは葉っぱで作った自画像。
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↓これはブラジル定規、外が南米大陸。ここまでが理解可能範囲。
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↓くず木で作ったようだ。
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↓くず糸を巻いたようだ。
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↓要らんモノをくっつけたようだ。

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もう手が付けられんわ。名古屋のみそカツにタバスコいれて赤トウガラシを突き出しで食うような、なんといううか、際限ない無限の幽玄美というか、このクチャンクチャンなパワーは日本人にはとうてい真似られない。 こんなのが、世界を牛耳ったらどうしよう?
でも僕的には大好きなブラジリアンデザインです。


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